『目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)』
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ISBN:4334038549
【福岡伸一氏推薦】
<見えない>ことは欠落ではなく、脳の内部に新しい扉が開かれること。
テーマと展開も見事だが、なんといっても、やわらかで温度のある文体がすばらしい。
驚くべき書き手が登場した。
【視覚障害者との対話を通して、「見る」ことそのものを問い直す、新しい身体論】
◎ 内容紹介
私たちは日々、五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――からたくさんの情報を得て生きている。
中でも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八~九割は視覚に由来すると言われている。
では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか――?
美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、
コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。
目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。
◎ 目 次
【まえがき】
【本書に登場する主な人々】
【序 章】見えない世界を見る方法
【第1章】空 間 ―― 見える人は二次元、見えない人は三次元?
【第2章】感 覚 ―― 読む手、眺める耳
【第3章】運 動 ―― 見えない人の体の使い方
【第4章】言 葉 ―― 他人の目で見る
【第5章】ユーモア ―― 生き抜くための武器
◎ 著者プロフィール
伊藤亜紗(いとうあさ)
1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。
専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文系に転向。
2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。
同年、博士号を取得(文学)。
日本学術振興会特別研究員などを経て2013年より現職。
研究のかたわら、アート作品の制作にもたずさわる。
主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、
参加作品に小林耕平《タ・イ・ム・マ・シ・ン》(国立近代美術館)などがある。
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